鉄骨階段は、時期が来ると塗替が必要になります。
錆や塗膜剥離が始まると塗替のサイン。
私たちは現場で、「手入れが遅すぎた」鉄骨を時々塗装する事があります。
手摺の根本が朽ちてしまったり、
踏み板腐食で穴が開いてしまったり。
ちょっと早いかな?
と思うぐらいで鉄部の手入れをされると随分と長持ちします。
美観向上は2番目。一番は鉄部を痛めさせないという事です。
理想は、5年位を目処に塗り替えられると、
良い状態を保持する事が出来ます。
手摺も同じです。早めの塗替をお勧めいたします。
写真は、施工前の状態です。
この後ケレン(脆弱な旧都膜をはがしたり清掃すること)を行います。
ケレンをした状態です。
パッと見た感じはそんなに痛んでいませんでしたが、
ケレンを始めるとどんどんめくれていきます。
脆弱な塗膜は、この工程で除去します。
錆止が完了したところです。
余談ですが、
5年ほど前までは重金属を含んだ錆止塗料が中心でした。
しかし、最近は性能の良さや使い勝手の良さから、
エポキシ樹脂系の錆止にシフトしています。
公共工事をする場合、
国土交通省の「公共工事標準仕様書」を
基軸としている場合が多くあります。(ほとんど?)
仕様書の更新の頻度によるせいか、
新しい工法や仕様はJASSの方が取り入れるのが早いように感じますが、
いずれにせよ公共工事は、国土交通省の仕様書を優先して使用します。
(国土交通省の仕様書にもJASSの記載はあります。)
その仕様書の平成19年度版には、
屋外で使用できる錆止塗料の種類として
鉛丹錆止塗料・亜酸化鉛錆止塗料・塩基性クロム酸鉛錆止塗料・
シアナミド鉛錆止塗料・鉛クロムフリー錆止塗料となっています。
ほとんどの錆止塗料には重金属を含んでおり、
鉛クロムフリー錆止塗料は合成樹脂系ということもあり、
防さび効果で考えるとシアナミド鉛錆止塗料と同等程度。
高性能なエポキシ系錆止塗料をJIS加えて欲しいと感じるのは、
私だけではないと思います。
しかし、一般鉄部の錆止塗料で記載は有りませんが、
亜鉛メッキ鋼面の錆止塗料としてエポキシ系錆止塗料の記載はあります。
「亜鉛メッキ鋼面用」として考えられているので、
一般鉄鋼面では記載されないのかな?
と、考えたりしています。
ややこしい話はさておき、
錆止はエポキシ系をお勧めします。 m(__)m

